Windows10にアップグレードしてみた② ~アプリ削除~
引き続きWindows10にアップグレードした後に気づいた便利な点、不便な点について触れたいと思う。2回目は不要なアプリの削除についてである。
■不便①
Windows10にアップグレードするとすぐに入れた覚えのないアプリがインストールされていることに気づく。WindowsのPCを買ったときと同じで、いらないアプリを削除するというお決まりの作業が発生するのである。ここら辺はMicrosoftさんに改善してほしい点だ。
基本はメニュー画面で右クリックからアンインストールができるが、いくつか削除できないアプリがあることに気づく。例えば「3D Builer」や「People」、「モバイルコンパニオン」などだ。
そのようなアプリを削除する場合はひと手間必要である。Windows PowerShellを管理者権限で開き、Window8から搭載された「Remove-AppxPackage」コマンドで削除する必要があるのだ。
それでは具体的な使い方だ。ここでは例として「People」を削除してみよう。
まずは対象アプリの具体的な名称の特定だ。Windows PowerShellに「Get-AppxPackage *people*」と入力してみよう。アプリの詳細情報が表示される。
対象のアプリが分かったなら「Remove-AppxPackage 'PackageFullName'」コマンドだ。
これで不要アプリを削除できる。削除したアプリを復活させたい場合はWindowsストアから再度インストールすることで復活できる。
このようにひと手間加えなければアプリを削除できないのはMicrosoftさんに改善してほしいところである。
ついでにこれでも削除できないアプリ(「Edge」など)があるが、それについては今のところ削除する方法が分かっていないので、 知っている人がいれば教えてほしい。